post 2011年11月26日土曜日 13:47

バイエッタ投与中の血糖値の日内挙動

ビクトーザからバイエッタに変更してから2週間強となった。血糖値(BGC)は正常値の2.5〜3.5倍も在るが、ビクトーザのように徐々に上昇する感じではなく、ある一定の日内変化をしているように感じられる。

バイエッタの添付資料の【臨床成績】→第III相比較試験 に血糖値の日内変動のグラフ;

  • 第III相比較試験における7ポイント自己血糖測定値変化(本剤10μg群)
がある。

この7ポイント測定とは、
  1. 朝食前
  2. 朝食後2hr
  3. 昼食前
  4. 昼食後2hr
  5. 夕食前
  6. 夕食後2hr
  7. 睡眠前
のことらしい。これを一度に測定するのは採血部に負担が掛かるし、センサ代金が馬鹿にならない。そこで、上記の測定に備えた表の準備(LibreOffice Calc)をしてグラフにプロットしてみた;
図1 バイエッタ5μg*2/日を投与中の血糖値の日内・時間変化

このグラフから;

  • 朝食前の血糖値は昼食前までに100mg/dLと下降する。
  • けれども、夕食前には50mg/dLほど上昇し、
    • これは単純にバイエッタの半減期が1.3hrほどである、ことを反映していると推定できる。
    • したがって、10μgのバイエッタに変更すると、夕食前の値は改善できるとおもう。
  • さらに夜間を経てさらに50mg/dLして食前に戻る。
    • 私は、3年前に膝の手術の前に、血糖値を下げる為に内科に2週間入院してインスリンを導入したことがある。
    • 当時も夜間・深夜の血糖値が高いので、間食を疑われたほどである。
    • この夜間〜深夜〜早朝での血糖値の上昇は『肝臓での「糖新生」ないしは「肝臓でのグリーコーゲンの過剰分解」』によるのではなかろうか。
      • 1週間持続型のバイエッタがでれば、上記の挙動を抑制できる可能性がたかいのではなかろうか。
恐らく、次回の内科で、「10μgのバイエッタ」の処方がでると思うので、来月が勝負所とと思われます。これが効かなかったら、...。

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  1. 開始 2011-11-26 (土) 14:41

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