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post 2012年9月2日日曜日 13:00

図書紹介:「新版 現代物性化学の基礎」

最近、分子生物学的な栄養学に興味をもっている。従って、不得意な有機化学を眺める事が多くなって来た。有機化学では「マクマリー 有機化学、(上),(下)」が判りやすいが、それでも配位混合(sp3, sp2, sp)などの説明は、とても納得できなかった。

そこで、「有機結合」とか「化学結合」とかでアマゾン検索していて、この本を知った。で区の図書館で検索すると幸いに見つかったので勉強してみた。

この本は説明が簡明で、過不足がないので、安心して読み進める事ができる。まえがきに;
  • 大学2〜3年生の理系学生を対象としており、
  • 本書の執筆陣は、物理化学、有機化学、無機化学、物性化学を専門とする
とあるのを実感した。

お陰で、 配位混合の考え方、非共有電子対のイメージが良く理解できた。ついでに、分子軌道法も勉強してみたくなった。

  •  「新版 現代物性化学の基礎」
    • 小川 圭一郎・共編者、 小島 憲道・共編者
    • 講談社サイエンティフィック, 2010-11
    • ISBN: 978-4-06-154369-0
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  1.  開始 2012-09-02  (日) 13:00
                                                        1. 開始 
post 2012年8月9日木曜日 18:39

図書紹介:「からだの働きからみる代謝の栄養学」

この本を購入したのは2008年の2月と古い。丁度、前年の12月に左膝蓋骨を骨折・手術して退院した直後である。自分の場合、外科手術の前に、血糖値を下げる為に2週間内科で、インスリン注射を始めたのである。

が、ここで、自分の血糖値は早朝の空腹時に高くなるのである。入院中にインターネットで調べると、その理由は;
  • 糖新生というう反応経路があり、血糖値が下がってくると、
  • グルカゴンというインスリンの逆のホルモンにより起動されて、
  • 結果として、何も食べていないのに、血糖値があがるらしい、と判った。
  • でも、それを若い担当医に聞くと「そんな話は知らない」と...。
今では、笑い話ですが、「糖尿病専門医」という一団の人々の恐ろしい程の無知故の事とは、当時、思いもしませんでした。

そこで退院後に、通常の糖尿病の解説書を無視して、生化学系統の栄養学の本を探したところ;
  •   「からだの働きからみる代謝の栄養学」
    • 田川 邦夫・著
    • タカラバイオ、滋賀県大津市、
    • 第1版2刷、2007-01
    • ISBN: 978-4-9244862-17-3
を手に入れた。この本は、化学式をなるべく使わないで「栄養学」の現象を解釈するという感じです。とても面白い解説であります。でも、いくらなんでも化学式がなさ過ぎなのも、素人には安心して読めません。結局、「糖質の生理機能」、「糖質の消化吸収と代謝」、「脂質の生理機能」までで落ちこぼれました。

そのご、同じ著者の;
  •   「からだの生化学(第2版)」
    • 田川 邦夫・著
    • タカラバイオ、滋賀県大津市、
    • 第2版1刷、2004-02
    • ISBN: 4-924862-18-5
を購入したものの、有機化学/生化学の略語が良くわからなくて、やはり落語しました。

でも、最近、肺炎のリハビリテーション中に「からだの働きからみる代謝の栄養学」をみていると、この本は「糖質」だけを限定して考えても駄目で、「脂質」「タンパク質」を全体的に把握しないといけないのだと気づきました;
 そこで、「からだの働きからみる代謝の栄養学」を読みながら、副読本として;
を本格的に勉強している。また、もう一度「糖尿病の患者にして医師のバーンスタインさんの資料」;
を見返しながら、 自分の場合でのパラメータを整理しようとしています。


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  1. 開始 2012-08-09  (木) 18:39
post 2012年8月8日水曜日 18:47

図書紹介: 「Dr. Bernstein's Diabetes Solution, 2007-ed.」

この本は、以前通っていた糖尿病専門医の治療方針が理解できず、
  • しかもインスリンの投薬量と、自己肝臓由来のインシュリンとを合わせると「高インスリン血漿」ではないかと思うに至ったこと、
    • 素人の直感で血糖の原料である「グルコース」を徐々に減らしてみると、2年も高止まりしてたHbA1cが徐々に下がりだした。
  • そんな折、新年会で、
    • 日頃飲まないワインを大量に飲んだ翌日に血糖値が暴走しない事、
    • それが2年越しにも成立しているのにおどろいた。
    •  取り敢えず、グラス一杯の赤ワインを飲み始めた。
  • 一方、4年前に膝の骨折で手術したときに、睡眠後に血糖値が上昇するのを知って、
    • この現象は「糖新生」という反応でおこり、
    • グルコースの解糖系、クエン酸回路の逆行反応らしいことはしっていた。
    • でも、この現象がアルコール接種により抑制されるとは、思いいたらなかった。
ここら辺から本格的に書籍を気にするようになり、区の図書館で

  • 「バーンスタイン医師の糖尿病の解決」
    • リチャード・K・バーンスタイン著、太田 嘉義・訳
    •  金芳堂、京都、2009-11 第2版
    • ISBN: 978-4-7653-1399-5
 を見て大変に驚いた。そのp107に「アルコールについての付言」という項があ
り;
  •  エタノールが蒸留酒、ビール、およびワインの中身であるが、血糖値に直接の影響はない。なぜならば身体はそれをブドウ糖に変換しないからである。蒸留酒、および非常に辛口のワインの場合には血糖値に強い影響を及ぼすほどの炭水化物を一般に含んでいない。(以下略)
  • しかしながら、エタノールを食事のときに飲むと、一部の糖尿病患者の血糖値を低下させる可能性がある。これは肝臓を一部麻痺させ、糖新生を抑圧するので食事中のすべてのタンパク質をブドウ糖に変換できなくなるからである。平均的な成人にとって、蒸留酒1.5オンス(約45g)あるいはグラス一杯以上の量で有意な影響があるように思われる。食事と一緒にジン2杯を飲むとすると、肝臓がタンパク質をブドウ糖に変換する能力は損なわれるかもしれない。
とかいてある。上記の説明は、やや曖昧な感じを受けたので、 その原書;
  • "Dr. Bernstein's Diabetes Solition: the complete guide to achieving normal blood sugars"
    • Richard K. Bernstein, MD, FACE, FACN, FCCWS
    • Little, Brown and Company, NY, 2007.
    • ISBN: 978-0-316-16716-1
 を入手した。

そのご、インスリン投与の治療に納得が行かず、インクレチンの投与をして頂ける糖尿病・腎症の専門家(もちろんアルコールも可、低糖質ダイエットも可)に換わり、治療にあたっていたので、この本を忘れていた。

6月の暮れに「夏風邪から肺炎で苦しんだ後のリハビリテーション」でこの本を見返して、再度"Dr. Bernstein's Diabetes Solition"の本にも目がいった。糖新生だけでなく、
  • グルコース摂取量とその血糖値への影響
  • タンパク質摂取量とその血糖値への影響
  • インスリン注射量とその血糖値への影響
などと、具体的な解説があるのに今更ながら気がついた。 「グルコース摂取量とその血糖値への影響」については、このサイトの中に解説ページを作った;
ので、参照ください。

また、タンパク質の場合も、似たような計算ができるので、記事にしてみた;
【関連記事】
  1. HbA1cの長期挙動

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  1. 開始 2012-08-08  (水) 18:47 
  2. 追加 2012-08-31  (金) 08:57  タンパク質の血糖値への影響
  3. 追加 2012-10-08  (月) 13:33  関連記事 「HbA1cの長期挙動」
post 2012年8月6日月曜日 10:50

図書紹介:「Biochemical, Physiological, and Molecular Aspects of Human Nutrition」

最近、分子生物学的な、糖尿病とか、エネルギ代謝、低糖質ダイエットの機構を理解したいと考えている。

そこでアマゾンで「molecular nutrition」で検索をして、この本を知っ"た。中身拝見でみたところ、百科事典にも使えると思い、奮発して購入した。
  •  "Biochemical, Physiological, and Molecular Aspects of Human Nutrition, 3rd ed."
    •  [edited by] Martha H. Stipanuk, Marie A. Caudill.
    • Elsevier Inc.,  Mis.
    • ISBN: 978-1-4377-0959-9
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  1. 開始 2012-08-06  (月) 11:11
post 2012年8月5日日曜日 12:58

図書紹介:「わかる!身につく! 生物・生化学・分子生物学」

最近の分子生物学の視点で糖尿病の現象を見返したくなった。区の図書館で検索して見つけた。

  • 「わかる!身につく! 生物・生化学・分子生物学」、
    • 田村 隆明・著、
    • 南山堂、2011-08-08
    • ISBN978-4-525-13141-8 
      • 図書館から借りてみて、あまりに判りやすいので、アマゾンに発注したら、その日の内に到着した。驚いた。

この分野の多くの本では、略語が説明無しに用いられる事が多いのであるが、この本は比較的に基本用語には説明がある。例えば;
  • p65に、官能基名とその化学式の一覧
    • 生化学の素人には有難い。 
  • p90の「D 補酵素」に「補酵素A(コエンザイムA:CoA)」
    • 長い事、「Co」はコバルト原子(Co)のことかと思っていた位だ。 
  • p110のクエン酸(TCA,   クレブス)回路にも、関与する成分名だけでなく、その化学式を丁寧に表示してある。
    • 素人には、とても安心だ。
  • p113の糖新生経路の場合でも説明が判りやすい;
    • 細胞内の解糖系と、ミトコンドリア内のアミノ酸を原料とリンゴ酸が、ミトコンドリアから細胞に出戻って、初めて解糖系を逆流することで、新生経路が構築されるという。
    • これまで、クエン酸回路の運動を2次元の回転ループとしてしか理解してこれなかったが、むしろ3次元的な処理ループとして認識できたような気がする。
  • p161の図13-5では、クエン酸回路に流入してくるアミノ酸が、特定のクエン酸回路の成分と結合し、其の結果;
    • オキサロ酢酸を経て糖新生に行く「糖原生」
    •  アセチルCoA経由か、直接にアセトアセチルCoAを経てケトン体となる「ケト原生」

と言った具合だ。
当分、この本を中心に勉強してみたい。判らない用語はインターネットを引けば判りそうな感じだ。

 関連記事
  1. 肺炎になって得たもの その1 
    • 糖尿病患者としての視点


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  1. 開始 2012-08-05  (日) 12:57