post 2012年3月15日木曜日 20:07

内科 a#09, 2012-03-15 (木)

今日は院長の牧田さんが診てくださいました。開口一番、血糖値のコントロールは巧く行っているようです。今日の測定値で;
  •  HbA1cは9.2%
  • BGC(血糖値)は、185mg/dL
来月には、8%台に成るでしょう。むしろ、問題は高血圧が好転していない事です。高血圧は腎臓のパラメータを悪化させるので、このままでは悪のスパイラルから抜け出せません。ついては;
  • Aldactone-A 50mg錠を、朝食後に1tab服用
と処方します、との事になった。腎臓の薬は判らないので、それに従うことになりました。もう少し早ければ...、との事でした。

これまでのグラフ、
図1
を元に、GA剤である;
  •  Nelbis 250mg*(朝0tab,昼1t,夜2t) →  (朝0t,昼2t,夜2t)
にお願いしたら、この薬は効果があるようだから処方しましょうとのことでした。患者の意見を無下に却下しないという内科医さんには頭がさがります。

 次回、2012-04-19(木)-11:30。

なお、帰りの電車で図1を眺めていると、シンプルにBGC(血糖値)だけを抜き出しして、5週間ごとのプロットと思いました;
図2 血糖値だけのプロット。横軸の大目盛りは5週=35日。
 こうして観ると、Byettaを始めた「2011-11-14」頃からゆっくりと指数関数的に血糖値が減少しているように思う。ある意味;
  • 「Byetta-Amaryl」連合で「自己インスリンの自然の動きを引き出し」、
  • Nelbis で、昼食・夜食後の「糖新生の過剰な反応を抑える」。
という、生態系としては自立的な動きによるホメオスタシスが回復しつつあることを表しているのではないか。すこし、データ解析の目で考えて行こうと感じた。

次回までに、血糖値;
  • 現状:150〜250mg/dLを
  • 目標:100〜150mg/dLに
 したいな。要点は「夜食の減量」だろう。生化学的には難しいかもしれぬが、簡単なモデルとしては、「血糖値 ∝ 摂取量」と思われる。当面、夕食の量を、血糖値の削減目標に合わせてみると;

  •  血糖値の現状平均値200mg/dL →目標平均値150mg/dL;Δ血糖値=50mg/dL
  • 夕食の削減率=150/200 〜 75%
    • 仮・夕食摂取量=500→400g としよう。

長期的には、Nelbis, Byetta, Amarylの順で、投薬量を減少させていきたいものだ。


【血糖値グラフに関連するページ】

    0 件のコメント:

    コメントを投稿