大田区の図書館の新刊紹介で予約した。
書誌事項:
書誌事項:
- 「21世紀の分子生物学」
- 日本分子生物学会・編集
- 東京化学同人、2011-12
- ISBN-13: 978-4-8079-0761-8
この本は標準的な分子生物学というよりは、臨床医学からみた教科書の感じがする。コンパクトながら最新の話題をも扱っているようだ。このような観点の図書は少ないので敬意を評したい。
自分の場合、糖尿病関連を拝見した;
- 第3章 代謝調節と代謝病, p41..58
- 3.4 栄養素の代謝とアディポネクチン作用 , p54
- 3.4.1 アディポネクチン シグナル, p55
- 3.4.2 糖脂質代謝に及ぼすアディポネクチン, p55..56
脂肪細胞から分泌されるホルモンで、糖取り込みの促進、糖新生の抑制や、脂肪酸燃焼の促進、脂肪酸合成の抑制、といった作用の外、抗炎症作用や抗動脈硬化作用も知られ、抗生活習慣ホルモンとも考えられている。とのことです。その効果のうち、「肝臓」の二種類の受容体の図が印象的です;
患者の感では、このホルモンとByettaとに何やら関係があるのではないかと思います。
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- 開始 2012-03-21 (水) 20:08
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